こんにちは、綾園 むろです。
本業である「キャリア支援」の投稿となります
今日は紙の履歴書についてのお話です。
最近は履歴書のデータ化も進んできましたが、
それでも採用担当者には、紙に直筆で書いた履歴書が好まれることが、
業界問わず、また新卒や中途を問わず多いようです。
「データで送ってください」という場合も、
紙に直筆で書いたものをPDF化してメール添付してください、
という企業もあります。
さて今日は、紙の履歴書の必要性や重要性について投稿してみたいと思います。
紙の履歴書はどれを選べばよいか
まずは履歴書の用紙選びから。
サイズはA4サイズ（A3二つ折り）、B5サイズ（B4二つ折り）が主流ですが、
履歴書と一緒に提出するES（エントリーシート）や
職務経歴書のサイズに合わせるのがよいと思います。
履歴書もESも職務経歴書も、折り曲げずに封筒に入れられるのがベストです。
A4サイズの1枚物は、学校指定の場合や、アルバイト応募などの場合に使用しましょう。
二つ折りの履歴書も、フォーマットはいろいろな種類がありますが、
ご自身の状況にあったものを選ぶのが良いと思います。
例えば、学校を卒業して間もない頃は「得意な学科」という項目があっても
それなりに書けると思いますが、年を重ねるごとに書きづらくなりますよね。
そういう場合は「自分が書きやすい項目」が印刷されているフォーマットを
選択してください。
転職歴が多い方は「学歴・職歴欄」のスペースが多く取られたフォーマットがありますので、
そちらをお勧めします。
写真選びは慎重に
履歴書に貼る写真はどこで撮影しますか？
街の写真屋さん？ 証明写真の機械？ それとも自撮り？
最近の証明写真機のクオリティーはかなり向上したと思いますが、
それでも一番のお勧めは「街の写真屋さん」で撮影することです。
写真屋さんで撮影するメリットをご紹介します。
・肌の色など、やっぱりきれいに撮ってくれる
・姿勢や表情、服装の乱れを正してくれる
・CD－ROMなどで焼き増しが容易
このようなメリットがあります。
証明写真の機械では姿勢が崩れたり表情が硬かったりすることもありますので、
機械は手軽で便利ですが、やはり写真屋さんで撮影するのが一番良いですね。
自撮りは絶対にNGです！
なぜ、紙の履歴書が必要なのか
最近の就職活動では、
大学生の場合はリクナビやマイナビといった求人サイトを利用した活動が主流となりました。
そういったサイトを利用する場合は、
エントリーフォームに履歴書の内容（氏名や住所、志望動機、自己PRなど）を
入力することがありますし、
多くの企業にエントリーするためにパソコン等で作成した履歴書を
使うこともあるでしょう。
また中途採用の場合もパソコンで作成した履歴書や
紹介会社等のフォーマットを利用するのが一般的です。
それでも「紙の履歴書が欲しい」という採用担当者は少なくないのです。
その理由は「たかだか1枚の履歴書にどれだけ真剣に取り組んでいるか」という
姿勢がみてとれるからです。
・丁寧に書いているか
・一生懸命に書いているか
・相手にわかりやすく書いているか
この3点を見るだけで、応募者の「人となり」がある程度理解できます。
採用担当者は、応募者から提出された履歴書を見た上である程度、人物を仮想化し、
実際の面接で対面した時にイメージ通りだったかどうか、という心理になります。
履歴書で、採用担当者の印象を良くしておくことで、
良いイメージの状態で面接に臨むことができ、
仮想化された良いイメージ通りであれば採用にグンと近づくわけです。
まとめ
履歴書は、就職活動を行う際、
または資格取得などの際に作成することが多いと思います。
いずれにせよ、人生の中で、そう頻繁に履歴書を作成するわけではありません。
そういった位置づけの書類ですから、
手を抜いて作成する人はそれなりに仕事も手を抜くだろう、
という潜在意識が、採用担当者の中に芽生えるわけです。
逆に考えれば、ここぞというときに作成する履歴書だからこそ、
丹精込めて作成してほしいなと思います。
履歴書を作成するのって、メンタル的にも結構辛いですよね。
でも作り方とコツをつかめば、良いものが出来ますので、
皆さん頑張ってください。
ここまで読んでくださった方に朗報！
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